配信のお知らせ

歌劇 天空の町~別子銅山と伊庭貞剛~ につきまして
現在配信中です、チケットをご購入された方は、配信ページよりご覧ください。
4月18日まで配信予定です。視聴を希望される方はこちらよりお問い合わせください。

リハーサルダイジェスト

前回公演ダイジェスト

歌劇 天空の町~別子銅山と伊庭貞剛~

台本・作曲

石多 エドワード

編曲・指揮

萩原 勇一

あらすじ

採掘製錬の煙害で荒れ果てた別子銅山を緑に還した男、伊庭貞剛
彼の優しくも堂々とした生き様を通じて大自然に抱かれることの幸せを美しいメロディでつづります。

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ユニヴァーサルデザインオペラとは

プロ・アマ、年齢、ハンディのあるなしにかかわらず、誰もが参加し輝ける舞台を!
という趣旨のもと、オペラプラザ岡山は練習・公演活動を行っています。

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公演情報

配信形式 youtubeにて限定公開予定
配信日時 2021年3月31~4月18日(配信中)
視聴方法 メールで閲覧用URLをお伝えいたします。
閲覧にはインターネット環境が必要です。詳細はこちら
チケット クラウドファンディング 3000円~
チケット販売 こちらよりお問い合わせください。
お問合わせ先 こちらよりお問い合わせください。

あらすじ

優しい大自然

緑豊かな別子山に、旅人がやってきました。

おお、この別子の山、こんなに深い緑が息づいていたのか

美しい自然に心動かされた旅人が歌い出すと、周囲の動物たちや植物たちも集まって、一緒に歌ったり、踊ったり、皆で楽しいひと時を過ごします。

人間たちは、私たちの歌になかなか気付いてくれない。どうしてだろう?

動物たちは、人間について旅人に問います。旅人は、現代の人間は忙しくなりすぎて、自然の歌声に気づかなくなってしまったと言います。

旅人は、美しい空と海を見ながら歌います。花や動物たちは、何処か聞き覚えのある歌を聞いて、人間の未来に想いを馳せます。

こんなに空が

ねえ、旅人さん。この山には昔、人間たちがたくさんいたんでしょう?

旅人は、動物や花たちに請われて、昔この山にたくさんの人間がいた頃の話を聞かせます。山に眠っている"あかがね"という宝を求めてやってきた人間たちで賑わっていたこと、その人間たちによって、やがて山の環境が破壊されていったこと、そしてそれを豊かな緑に返した人間がいたこと……

栄える別子山

今から300年と少し前、別子山に銅鉱がみつかり、人々が集まって採掘を行いました。「あかがね」を求めて集まったたくさんの人で賑わい、別子山は栄えました。
採掘の金属音が響く中、当時の人々が働き、歌います。

この別子山はまこと、無限の宝庫じゃ。

別子銅山とは

それから150年後、明治初期。時の政府は別子銅山の運営権を巡って、住友の広瀬宰平と争いました。
広瀬は住友に経営権を取り戻し、欧米列強に対抗すべく銅の生産を進めます。別子銅山はますます繁栄しますが、その一方で、山の樹木がなくなり、大雨で山が崩れる恐れが出てきました。役員たちは広瀬に進言しますが、広瀬は聞く耳を持ちません。

農民たちには賠償金を支払って説得しておけ。銅の生産は止められぬ。

広瀬宰平

広瀬の手腕で近代化された銅山は、多量の銅を産出しましたが、荒れ果てた別子山はなかなか元には戻りませんでした。それを緑に還した男が、伊庭貞剛。この物語の主人公です。

伊庭の子供時代

現在の滋賀県に生まれた伊庭耕之助は、母・田鶴子のもとで、五人の弟たちや妹たちの世話をしながら、学問に励んでいました。

ある日、耕之助が尊敬する師である西川から、『政治について学ぶために京都へ来い』という手紙が届きます。

どうか、50歳になるまで、私にお暇をいただかせてください。

母にそう告げ、耕之助は広い世界に旅立っていきます。

伊庭の青春時代

大人になった耕之助は、貞剛と名を改め、政治の世界で働きます。

そんな中で出会った女性・松と結婚し、娘のはる子をもうけます。しかし身体の弱かった松は、結婚から二年後、幼いはる子を遺し、病に倒れてしまいます。

はる子をよろしくお願いします

松を救えなかった伊庭は、後悔の念に苛まれます。

心の精

ある時、そんな伊庭の前に、後添えとなる女性、梅子が現れます。

あなたはこれから大きなお仕事をなさいます。私には分かります。

この先大きな仕事をするであろう伊庭を支え、はる子のことも育てると宣言した梅子と、伊庭は再婚を決意します。

伊庭の家族

別子山へ

伊庭は政治の世界で働きますが、目まぐるしく変わる社会情勢の中、明治初期の闊達な雰囲気はもはや失われていました。正義感の溢れる伊庭は、堕落した政治の世界はもはや自分の住むべき世界でないと考え、家族の待つ故郷近江に帰ります。

その頃、住友発展のために優秀な人材を探していた広瀬宰平は、甥にあたる伊庭を住友の本店支配人として誘います。

困難なことこそ、遣り甲斐のある仕事ではないか。
果てなき旅こそわが人生。よし、行こう。別子の銅山へ!

伊庭は、荒れ果てた別子山に向かうことにします。

別子山の公害

荒れ果てた別子山

別子山で伊庭が見たものは、公害によって人も自然も荒れ果てた状況でした。

支配人!ワシらはいつ死ぬかもしれないと、命を懸けてやってるんですよ。
あんたのようなお坊ちゃまに何が分かるんです!

伊庭は、自然が徹底的に破壊された別子山の嘆きの声を深く抱き留めながら、過酷な労働に苛立つ鉱夫たちとの危険な折衝に粘り強く向き合い、解決に導いていきます。

あの雲の上なら

彼らが苛立ってしまうのは、山に緑がなくなってしまった為だろうか?

疲れて眠っている伊庭の夢に、森の精が現れます。

木は何も言わないけど、私たちを守ってくれているの。
森はわたしたち全ての生命なの

森の精の嘆きを聞いた伊庭は、別子山の緑をよみがえらせることへの決意を新たにします。

このままでは、大自然に申し訳が立たない。

家族と離れ、新居浜で仕事をしている伊庭の元へ、梅子と子供たちが訪ねてきました。伊庭は、部下の塩野と共に夕日を眺めます。

別子山の静かな夜、鉱夫の子供たちの歌声が聞こえてきます。

星たちの歌

分かったぞ、自然とともに人々とともにあること、これが「正精の気」だったのか

その後、伊庭は煙害をなくすため、四阪島に製錬所を移転する決定を下し、山を緑に戻すため、年間100万本の植林をするなどの計画を次々と実行し、5年後、ほぼ解決を見て大阪に帰っていきました。

自然とともに

日本の心

それから4年、地位や名声に執着しなかった伊庭は、住友を退職し、近江に戻りました。

引退

余生を送る伊庭のもとに、塩野が現れます。
塩野は伊庭に、四阪島への工場移転が完了したが、問題は全て解決しておらず、新たな問題が発生していることを告げます。

四阪島

伊庭は、人生の師であった峩山和尚の言葉を思い出します。

世の中真面目に見てな

峩山和尚

伊庭は、けして驕らず、しかし諦めずに対策を続けようと誓います。

やがて訪れた最期の時、伊庭は、別子の大自然を想いながら、静かにその激動の人生に幕を下ろします。

ユニヴァーサルデザインオペラとは

ユニヴァーサルデザインオペラは、東京オペラ協会代表・芸術監督である石多エドワード氏が提唱した「アマ・プロ、年齢、ハンディのあるなしに関わらず、誰もが同じ舞台に立ち、その人の可能性を開花させる」という趣旨のオペラです。
オペラプラザ岡山ではこれまでに、ユニヴァーサルデザイン化された、モーツァルトの「フィガロの結婚」、フンパーディングの「ヘンゼルとグレーテル」、ビゼーの「カルメン」、石多エドワード台本・作曲の「天空の町 ~別子銅山と伊庭貞剛~」と言った作品を上演してきました。
背景の異なる一人一人が、監督の指導の下、自分のできる範囲で精いっぱい技術を磨き、自分自身の喜びを見つけるとともに、お客様に喜んでいただけるよう練習に取り組んでいます。

オペラプラザ岡山とは

私たちオペラプラザ岡山は、ユニヴァーサルデザインオペラに賛同する仲間が集まり、2009年4月に発足しました。発足の1か月前の3月、NPO法人東京オペラ協会によりユニヴァーサルデザインオペラ「魔笛」の岡山旗揚げ公演が行われ、ユニヴァーサルデザインオペラという素敵なものをもっと多くの方に知っていただき、岡山にも根付かせたい!という熱い思いを秘めた数名のメンバーたちが核となり、毎年の公演を重ね、ついに一昨年10周年を迎えることができた情熱に溢れた団体です。

メンバーは、学生・会社員・主婦、幼児から七十代まで、年齢も職業も様々です。音楽大学で声楽を専攻した人もいれば、ほとんど音楽経験はなく楽譜を読むのは苦手、と耳コピで音取りをする人もいます。点字の楽譜もあり、全盲のメンバーも盲導犬とともに出演します。

また、毎年地域のバレエ団に賛助出演をしていただいたり、詩吟団体とのコラボレーション演出を行ったりしています。オペラに馴染みの少ない方にも楽しんでいただけるよう、全幕日本語の歌詞であることや字幕を出すなどの視覚支援があることも私たちの公演の特徴の一つです。

感染症対策

検温の実施

参加者全員が検温を行い、練習前に報告を行なっています。

消毒の実施

アルコールによる入場時の手指消毒、練習後の会場消毒を行なっています。

マスクの着用

参加者全員が、常にマスクの着用を行なっています。

ソーシャルディスタンスの順守

参加者の間隔を1.5m以上開けています。

換気の実施

練習会場を30分ごとに換気しています。

配信の実施

web配信を予定しています。

配信の視聴方法

チケットの購入

チケットのご購入をお願いします。webからの購入は、クラウドファンディングから「配信チケット付き」のコースを選択してください。

配信URL通知

チケットをご購入いただいた方に、配信情報の掲載されたURLをお知らせしています。配信時にアクセスすることで、動画URLと、今回公演のパンフレットをご覧いただけます。

配信開始

配信が開始されると、動画を閲覧することができます。動画は配信期間中、お好きな時に何回でもご覧いただけます。配信期間は10日間を予定しています。

クラウドファンディングのお願い

2021年、オペラプラザ岡山は、コロナウィルス感染拡大防止のため、初のweb配信による公演を行うことになりました。

しかし、web配信に必要な機材や知識がなく、また、無観客公演となるため、運営資金の要であるチケット収入がありません。

そこで、運営を続けるために、クラウドファンディングでのご支援をお願いしております。

配信チケットをこちらでご購入いただくことも可能です。

ユニヴァーサルデザインオペラの理念にご賛同いただける方、オペラ『天空の町』に興味を持っていただけた方は、是非こちらから詳細をご覧ください。

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